かつらがばれた Gさん(1)



Gさんも、かつらがばれてしまった一人である。

Gさんは、派遣社員。
かつら歴はもう5年くらいになる。

地元の床屋で購入したかつらで、ごく普通の、ピンで自毛に留めるタイプである。

このホームページではピンタイプの人がばれたという話を多く掲載しているが、特に他の装着法に比べてばれやすいわけではないと思う。 このタイプのかつらは、もっともポピュラーで多数の利用者がいるため、結果的にばれた、という報告が多いと思われる。
一見すると、編み込み式とか、接着剤で自毛に結わえ付けるタイプのほうがしっかり止まっていそうに見える。
だがこうしたタイプは、取り付けた瞬間はきつく止まっているが、やがて自毛が伸びるに従ってゆるんでくる。
もちろん、そのたびにサロンで付け直してもらってもよいが、毎週あるいは2週間に1度、サロン通いをしなくてはならないというのは、時間もお金ももったいない気がする。

その点、ピンタイプは、自毛が伸びて、かつらがゆるむということはないのだ。

かつらがばれた方の話を聞いていると、かつらが外れて飛んだ、なんていう激しいバレ方は、まず少ない。
大抵の場合は、ちょっとずれた、という程度である。
それなら、編み込みだって、ピンタイプだって、結果は対してかわらない。

だったら、扱いが楽なピンタイプの方がお勧めだろう。